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ペットの歯石について
歯石の付着しやすい犬種とそうでない犬種がいますが、大体生後2年ほど経過
すると何も歯の手入れをしていないとほとんどの犬や猫に歯石の付着がみられます。
しかし、飼い主さんは気がついていないのか指摘をしても全然気にされない方も
いらっしゃいます。また、この時点で歯磨きをしようとしても固い歯石の上から
磨いて意味がなく、また成犬になっているため、非常に嫌がります。
こうならないためには、子犬の時から口腔内を触ったり口を開いたり、歯を磨く
練習をしておくことです。例え、最初は嫌がっても頑張って辛抱強くやれば出来る
はずです。
歯石は高齢になってくると腎臓障害、心臓障害を引き起こします。また葉の根元を
侵す歯根炎となり抜歯を余儀なくされることもあります。私達の病院では積極的な
歯石の除去とその後のアフターをお薦めしています。
また、麻酔をかけるのでと、事故を心配する方も多く見られますが、事前に
血液検査や一般検査を十分に行ってから、弱い麻酔をかけて(前投与)、
気管挿管をしてからガス麻酔(イソフロレン)を行います。
この方法だと覚め方(覚醒)もよく、安全です。また年齢が高くなってくると、
軽度の腎不全、心不全がある場合もありますが、事前にICU室に入れて十分酸素を
吸わせたあとで、麻酔をかけ点滴を行いながら処置を行います。
歯石は除去してつきやすい犬種であれば半年ぐらいで再び同じ状態となります。
このため、歯垢を分解する酵素を含んだ歯磨きで歯を磨いたり、また同じ成分の
ガムをかませたりして予防につとめなくてはいけません。
当クリニックでは高齢であれば血液検査を実施し、肝不全、腎不全、また聴診
などでは心不全がないかチェックして実施します。老齢動物では念のため実施前に
ICUに収容して酸を充分吸入させてから実施しています。 |
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