今日は特発性(原因不明)の巨大食道症の犬の例を紹介します。
特発性巨大食道症とは文字通り食道が大きくなった為に食物や水を吐出したり、
全身状態が悪化する病気です。

  X-RAY 造影 透視検査

まず造影剤を与え、撮影の準備をします。

後部食道括約筋(LES)の弛緩不全


胃内にバリウムの流入が見られず食道内に貯留 、
また丸をした部位にはこの病気の特徴的、
鳥のくちばし状所見。

レントゲン透視による運動性のない食道
巨大食道症にたいする内視鏡検査と胃造婁チューブの設置
お腹に小さな穴を開け、そこから直接チューブを入れて直接栄養を送り込むことにしました。

拡大した食道内と大量の唾液の貯留が見られます。

栄養カテーテル装着の外観からの様子。

胃内に栄養カテーテルを装着した所です。